円安は追い風、海外で「高級ブランド化」が期待される国産品とは

※この記事は公開から1年以上経っています。
alt
岸田政権も円安で成長する産業育成に力を入れている。その注目ビジネスは?(Photo By Reuters)

「円安日本」を支えるビジネスに

いずれも初物や年始の初競りに伴う「ご祝儀価格」だが、国産フルーツの高級ブランド化が進んでいることの証明だ。これらは主に国内向けに出荷されているが、新たな販路として注目されているのが海外市場だ。とりわけアジアで日本産高級フルーツの人気が高い。

果物の一大産地として知られる山梨県では、2021年の果物輸出額が前年比63.3%増の約17億5000万円と、過去最高を記録した。桃やぶどうの香港、台湾向けの輸出が伸び、輸出額を押し上げたという...

この記事は会員専用です。
無料会員に登録して、今すぐ続きをチェックしよう!
会員登録をする(無料)

NEXT STORY

アクセスランキング

【総合】よく読まれている記事ベスト5