ルノーのダイムラー株売却に日産とのアライアンス解消の「予兆」

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今やルノー最大の懸念材料は「日産の存在」

2021年第1四半期(1〜3月)連結決算においても、日産の影響でルノーの最終損益が7300万ユーロ(約96億円)ほど悪化すると見込んでいる。前期ほどの赤字ではないにせよ、財務体質が急速に悪化しているルノーにとっては無視できる額ではない。

かつてはルノーの屋台骨を支える「稼ぎ頭」だった日産だが、今となっては連鎖倒産の懸念すらある「爆弾」なのだ。日産の業績がV字回復しない限り、ルノーは日産との資本関係解消に動くのは間違いない...

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