VaaSの経営方針に嚙みついたのが、金武偉氏でした。
FVCが2022年4月7日に公開した金武偉氏の株主提案によると、ファンド数が40本を超えるなど数が多くなりすぎて管理に経費がかかることや、従来はIPOを狙って市場平均を超過するリターンを得るべきベンチャーキャピタルが手数料に依存していることなどを批判しています。
金武偉氏はファンドの細分化を改めて規模を拡大すること、投資領域の拡大、リターン重視の経営方針などへ改めることを求めました...
物言う株主との対立など株主総会をめぐる紛争の増加で、「総会検査役」を選任するケースがここ数年急増している。今年もコスモエネルギーホールディングス、フジテックなど8社10件(申し立て中を含む。6月14日時点)と前年に続き2ケタ台に乗せる勢いだ。
三菱電機は子会社の米ICONICSを通じて、シーケンサなど工場自動化(FA)機器による生産現場の監視制御やデータ収集ソフトを手がける英ICONICS UK(英ダドリー都市特別区、従業員56人)を買収すると発表した。買収額は非公表。
ユニゾホールディングスが4月末、破綻した。同社は元々、みずほ銀行系不動産会社。みずほ銀行系にはヒューリックがあるが、今や不動産準大手の一角を占める。ユニゾ、ヒューリックは敵対的買収の洗礼を受けたことで共通するが、何が今日の明暗を分けたのか?
月への物資輸送を主軸とするispaceが2023年4月12日に新規上場します。宇宙ビジネスの上場は日本初。事業内容は異例づくめで話題性のあるIPOですが、直近の資金調達から時価総額が8割減の不本意なダウンラウンドIPOとなります。成長する見込みはあるのでしょうか?