小田急、「ハイアットリージェンシー東京」などをKKRに譲渡

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左が「ハイアットリージェンシー東京」が入るホテル棟、右がオフィス棟(東京・西新宿)

小田急、西新宿の固定資産譲渡で今期・来期に売却益計約850億円

[東京 23日 ロイター] - 小田急電鉄は23日、東京・西新宿に保有する固定資産の譲渡により、2023年3月期決算で売却益約355億円、24年3月期に同約500億円を特別利益に計上すると発表した。オフィスビル持ち分を3月末に第一生命保険などに、ホテル「ハイアットリージェンシー東京」などが入るビルを米投資ファンドのKKRに6月末に譲渡する。

小田急は資産譲渡で得た資金について、新宿駅西口地区開発計画などの成長投資、有利子負債の返済などに充当するとしている。

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