「日本撤退」はエディーバウアーだけじゃない!次はGAPか?

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購買層の所得が伸びない

経営破綻で日本撤退を余儀なくされた事例も含まれるが、経営が持ち直した後に実店舗の再上陸を果たしたブランドはない。日本市場の魅力が低下しているからだ。経済協力開発機構(OECD)の調査によると、この20年間で日本の平均年間賃金はわずか0.4%しか増えていない。

日本の平均年間賃金は2020年に3万8514ドル(約423万円)と、OECD加盟35カ国中22位の下位に甘んじている。同期間に年間賃金が43.5%も伸びて4万1959ドル(約461万円)となった韓国との差は開く一方だ...

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