しかし、そう簡単な話ではない。世界シェア30%とはいえ、iOSユーザーの平均所得はAndroidユーザーより高いといわれており、購買力の高いiOSユーザー向けのアプリが出せないのは痛い。さらに日本の国内シェアでは世界シェアとは逆にiOSが70%近くを占め、アプリ制作を依頼する国内企業はiOSアプリを開発できない会社との取引を避けるようになるだろう...
日本ペイントが米大手塗料メーカ-の買収を断念。メジャーの夢が絶たれた。
10月5日、投資ファンドのベインキャピタルは東芝メモリの買収に関して都内で会見した。ベインキャピタルの代表は、2018年3月末までに東芝メモリを総額2兆円で買収し、3年後をめどに東京証券取引所にIPO(新規株式公開)を目指す方針を明らかにした。
8月14日の午後にBloombergが関係者の話として「東芝のメモリー事業売却交渉、支払時期などを巡り失速」なる記事を配信し、それまで高値307円まで買われていた東芝株が260円まで急落、前週末比5円安の287円で終わりました。東芝のその後の経過も含めてまとめてみます。
2017年3月期、ソフトバンクグループ<9984>の連結純利益は1兆円を超えた。好業績の理由を問われれば、英国アーム社(ARM)の巨額買収など先見性と実行力に裏打ちされた投資戦略という一言に尽きるかもしれない。快進撃を続けるソフトバンクが、どのような事業に投資を行い、どのように資金を回収しているのか、今回は特にキャッシュの動きに着目して2017年3月期決算を捉え直してみたい。