過去最高値の節目で、激しい攻防を繰り広げる現在の国内株式市場。新NISAの普及や企業の資本効率改善(PBR改革)を追い風に「押し目買い」の意欲は依然として旺盛だが、市場の一部では過熱感への警戒も根強い。かつてのバブル相場においても「下がれば買い」の楽観論が市場を支配していた。「第二次バブル崩壊」のようなトレンド転換は起こるのか?
株式市場における真のトレンド転換は、株価そのものよりも「投資家の心理」が破壊された瞬間に訪れる。1980年代末のバブル景気において、市場を支配していたのは「日本株は下がっても必ず戻る」という絶大な押し目買い神話だった...