前田建設工業を中核とするインフロニア・ホールディングスは三井住友建設へのTOB(株式公開買い付け)を7月初旬にも始める。約940億円を投じて完全子会社化を目指す。上場ゼネコン(総合建設会社)同士のM&Aは2013年、ハザマと安藤建設が合併して「安藤ハザマ」を発足して以来12年ぶりだ。業界に地殻変動をもたらす契機となるのか。ゼネコン再編・淘汰の変遷を振り返る。
インフロニアHDは2021年、前田建設工業、前田製作所、前田道路のグループ上場3社の経営統合に伴い、その持ち株会社として誕生した...
日本の音楽産業はどうなるのか?1998年に6075億円でピークを迎えた国内市場は、現在3000億円台とほぼ半減した。少子化と人口減少による業界の先細りは避けられない。そこで作詞家・音楽評論家の湯川れい子氏に国内音楽業界の課題と展望を聞いた。
9月を決算期とするM&A仲介上場3社の2025年9月期第2四半期決算が2025年4月30日に出そろった。2社が減収営業減益となっており、うち1社は通期の業績予想を大幅に下方修正するなど、厳しい内容となった。
KKRとベインキャピタル。富士ソフトの買収をめぐり、米国を代表する投資ファンド同士が半年以上にわたって繰り広げていた攻防戦がついに決着することになった。対抗TOBを予告していたベインが撤退を決めたからだ。
ゴルフ場運営最大手のアコーディアと、同2位のPGMが兄弟になることになった。実現すればゴルフ場保有数で国内はもちろん、世界でも米国社を抜き最大のゴルフ場グループが誕生する(平和調べ)ことになる。