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バイオマス発電事業の関連会社が破産 負債総額は約60億円

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※画像はイメージです

~破産したJCサービスのバイオマス発電事業に関わっていた~

 合同会社バイオマスプロジェクト第1号(TSR企業コード:132699036、法人番号:9010403021666、渋谷区恵比寿西2-3-11、設立2019(令和1)年10月、資本金1万円、代表社員:栗原泰宣氏)は債権者から破産を申し立てられ4月13日、東京地裁から破産開始決定を受けた。破産管財人には佐々木英人弁護士(阿部・井窪・片山法律事務所、中央区八重洲2-8-7)が選任された。
 負債総額は約60億円。

 再生可能エネルギー施設の開発管理などを手掛けるSPC(特定目的会社)として設立。2021年10月に破産開始決定を受けた(株)JCサービス(TSR企業コード:575128062、法人番号:9120001103863、東京都港区)のバイオマス発電事業などに関わっていた。
 しかし、2021年3月にJCサービスが東京地裁に民事再生法の適用を申請、その後再生手続きが頓挫し、同年10月に破産開始決定を受けた。以後、JCサービスの破産手続きを進めるなかで当社に関しても債務整理の必要が生じ、JCサービスの破産管財人が債権者の立場で破産を申し立てていた。

東京商工リサーチ「TSR速報」より

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