高松グランドカントリー、民事再生法の適用を申請

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~「新型コロナウイルス」関連~

 高松グランドカントリー(株)(TSR企業コード:800044169、法人番号:5470001006770、木田郡三木町朝倉2227-3、設立1972(昭和47)年3月、資本金9500万円、川上純一社長)は11月24日、高松地裁に民事再生法の適用を申請した。申請代理人は籠池宗平弁護士(籠池法律事務所、丸亀市塩飽町7-2、電話0877-23-2620)ほか。
負債総額は約46億8000万円。

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 1974年10月19日、富沢誠造氏の設計により「高松グランドカントリークラブ」を開場。氷上コース18ホール、鹿庭コース18ホールを擁し、県内屈指のゴルフ場として人気を博し、1993年11月期には11億7572万円の売上高を計上していた。
 しかし、バブル期のゴルフ場乱立に伴う競合激化に加え、ゴルフ人口の減少により売上は伸び悩んでいた。さらに、近年は会員の高齢化により退会希望者が増加し、預託金の返還請求が相次いでいた。
 こうしたなか、「新型コロナウイルス」感染拡大の影響で利用客が減少し、2020年11月期の売上高はピーク時の約3分の1にとどまった。今後の預託金返還に応じるのは困難との判断から、今回の措置となった。

東京商工リサーチ「TSR速報」より

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