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インドビールの輸入販売会社が破産 コロナの影響で

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コロナ禍でアルコール販売需要が激減した

~インドビール・ウイスキーの輸入販売 新型コロナ関連~

 (株)UNITHINX(TSR企業コード:296240290、法人番号:7010701017434、品川区西五反田7-22-17、設立2004(平成16)年12月、資本金5000万円、カトリ紀子社長)は7月29日、東京地裁から破産開始決定を受けた。破産管財人には渡邉義基弁護士(本多総合法律事務所、港区新橋2-12-16)が選任された。
 負債総額は約17億円。

UNITHINXの本社事業所
UNITHINXの本社事業所 ©東京商工リサーチ

 インドメーカーのビールや、ウイスキー等を日本に輸入し、販売していた。現地メーカーと総代理店契約を結ぶなどし、輸入したアルコール飲料を酒類卸売業者や小売店のほか、インド料理店などに販売していた。婦人向け衣料の販売も行うなど、近年急速に事業を拡大し、2020年4月期に売上高11億9300万円をあげていた。
 しかし、その後、新型コロナウイルスの感染拡大による飲食店の休業や時短営業措置で主力のアルコール飲料の販売が急減し、業況が悪化。この間、複数の大手インターネット通販サイトで運営する自社ショップを強化するなど事業継続を図ったものの支えきれず、2021年に入り事業を停止し、今回の措置となった。

東京商工リサーチ「TSR速報」より

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