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建設機械リースのセントラル、負債総額96億円で民事再生へ

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※画像はイメージです

~東日本大震災以降、復興需要に伴って業容を拡大していた~

 (株)セントラル(TSR企業コード:170009270、法人番号:1400601000183、奥州市胆沢南都田字化粧坂179、登記上:同市水沢工業団地1-5、設立1977(昭和52)年3月、資本金3000万円、高橋智社長)は12月22日、仙台地裁に民事再生法の適用を申請し同日、監督命令を受けた。申請代理人は金子武嗣・中紀人両弁護士(金子・中・橋本法律特許事務所、大阪府大阪市北区西天満4-3-25、電話06-6364-6411)。
 負債総額は96億5812万円(2020年12月期決算時点)。

 1973年10月に創業し、建設機械のリースなどを手掛けていた。2011年の東日本大震災以降、2012年に石巻営業所、2013年に陸前高田出張所、2014年に気仙沼営業所、2016年に仙台営業本部、福島北営業所を開設し、復興需要の取り込みを図って業容を拡大させた。
 しかし、2017年12月期の売上高75億1457万円をピークに、震災復興需要の一巡により、減収傾向で推移。2020年12月期には売上高が66億4749万円まで落ちこんだ。
 こうしたなか、震災以降の急激な業容拡大に伴う投資負担から資金繰りが多忙化。2021年5月に現代表が就任し、経営コンサルタントの支援を仰ぐなどして立直しを図ったものの、自力での再建を断念し、今回の措置となった。

東京商工リサーチ「TSR速報」より

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