2015年度「通信販売・訪問販売小売業」の倒産状況

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 通販事業は人手が少なくても、個人でも事業の立ち上げが可能な一方で、消費者の嗜好変化や評判に敏感に左右される面が強い。同業他社との差別化などの「強み」がなければ淘汰され易く、そのスピードが速くなっている。

 倒産事例をみると、円安による輸入品などのコスト上昇から、価格面での競争力を喪失して企業体力が消耗したケースもみられた。

 景気動向によっては先行き懸念から、個人消費の節約志向が強まる可能性があり、小規模企業を中心に経営環境がより厳しさを増すことも危惧され、今後の動向が注目される。

2016年5月12日東京商工リサーチ「データを読む」より

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