オフィスサポート、レノの両社の保有株式は約103万株。仮に平均取得価格が1株500円台とすれば、2~3億円の売却益を手にする。旧村上ファンド勢の勝利であることは間違いない。
東栄リーファは前回のTOB不成立の際、2018年3月期末の配当をゼロから12円に修正したが、今回、TOB成立を前提に期末配当を見送ることを決めた。
買付期間は3月23日までの30営業日。今度ばかりはTOB成立の公算が大きいが、それでも帰趨は下駄を履くまでわからないのがこの世界だ...
トヨタ自動車が自動運転の次世代ハイブリッド車(HV)「e-パレット」に搭載するレンジエクステンダーに、マツダのロータリーエンジンを採用する。だがロータリーは燃費が悪くて生産停止になったエンジン。なぜトヨタは燃費勝負のHVにロータリーを選んだのか。
CD・DVDレンタル、書店事業の「TSUTAYA」を展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)が女性ファッション誌の中堅出版社、主婦の友社(東京都文京区)を買収した。構造的な出版不況の中、版元の淘汰が進むのは必至で、その過程でM&Aが避けられそうにない。
資生堂は2017年11月7日、米子会社のシセイドウ アメリカズ コーポレーションを通じてAI(人工知能)開発を手がけるギアランを買収した。資生堂は同社のディープラーニング(深層学習)技術を生かし、個人に合わせたバーチャルなメーキャップ体験や肌色判定などによる化粧品や化粧法を提案する。さらには売れ筋をつかむための精度の高いマーケティングでの活用にも期待をかけているようだ。