2.必要なデータは前もってダウンロードしておく

最近では入場券や航空券も2次元バーコードで代用されることも多く、いざ会場入口や搭乗口で通信障害に見舞われると焦るものだ。2次元バーコードは単なる画像なので、表示された画面をキャプチャー(画面をそのまま画像として取り込むこと。「スクリーンショット」ともよばれる)して写真ホルダーに残しておけば、画像を呼び出して問題なく利用できる。

自分のスマホで画面キャプチャーまたはスクリーンショットを撮る方法は、「機種またはOS名」(アンドロイドやiOS)と「スクリーンショット」でネット検索すれば簡単に分かる。通常時でもキャプチャーした二次元バーコードを利用すれば、わずかではあるが通信データの節約になることも。

2次元バーコードは前もってキャプチャーしておく

「地図アプリが使えず道に迷った」という人もいたが、こちらも前もって地図データをダウンロードしておけば、通信回線が利用できなくてもオフライン機能による道案内を受けることができる。しかし、残念ながらメジャーな地図アプリ「Googleマップ」のオフライン機能は日本国内の地図では使えない。

そこで「MAPS.ME」などのオフライン機能が使える地図アプリと、行動範囲の地図データをダウンロードしておけば安心だ。自宅や会社などのWiFi経由でダウンロードした地図データを利用すれば、常に地図データを取得しているGoogleマップよりもデータ消費は少ない。データ通信量を節約したい人には、日ごろからオフライン地図アプリの利用をおすすめする。

3.IP電話アプリをインストールしておく

今回の通信障害ではデータ通信だけではなく、音声通話も利用できない状況になった。こうしたトラブルに備えて、IP電話アプリをインストールしておこう。WiFiスポットさえみつかれば、音声通話による連絡が取れる。注意点は固定電話や携帯電話にもかけられるアプリを選ぶこと。同一のアプリ間でしか通話できないものもあるので注意すること。

月額料金がかかる「050plus」(税別300円)や「LaLa Call」(同100円)などがメジャーだが、「050call」のような月額料金無料のサービスもある。いずれも通話料金は別途必要だ。スマホの料金プランによっては、アプリを利用した方が電話料金が安いケースもあるので、常時利用も検討したい。

050で始まる電話番号が付与されるサービスがほとんどで、先方に番号を伝えておけば携帯回線と同様に受話も可能だ。料金支払用クレジットカードなどの登録が必要なため、前もってアプリのダウンロードと利用登録を忘れずに。

4.ケータイ・スマホの2個持ちならキャリアを変える

個人用とは別に会社からケータイやスマホを貸与されている人も多いはず。その場合、個人用は会社のケータイ・スマホとは別のキャリア(携帯通信事業者)を選ぼう。今回の通信障害でも会社のソフトバンクスマホはダウンしたが、個人用の他社スマホで連絡が取れて事なきを得たとの話も聞こえてくる。複数キャリアのケータイ・スマホがあれば、通信障害リスクを大幅に引き下げることができるのだ。

もしも個人用と仕事用が同じキャリアならば、個人用のケータイ・スマホを携帯電話番号ポータビリティー(MNP)で他キャリアへ移しておこう。キャッシュバックなどのうれしい特典もある。ただ、更新月直後など契約期間によってはMNPが高くつくケースもあるので、有利なタイミングを調べておきたい。ショップで相談すればアドバイスをもらえる。

文:M&A Online編集部