「KKR」と「ベインキャピタル」。富士ソフトの買収をめぐり、米国を代表する投資ファンド同士が半年以上にわたって繰り広げていた攻防戦がついに決着する。対抗TOB(株式公開買い付け)を予告していたベインキャピタルが撤退を決めたからだ。これにより、ベインを牽制しつつ、2段階にわけてTOBを実施してきたKKRに軍配が上がる見通しだ。
ベインキャピタルは2月17日、富士ソフトへのTOBを取りやめると発表した...
M&A支援機関協会は14日、第1回メディア勉強会を開いた。荒井邦彦代表理事ら理事が出席し、2025年1月に新たなスタートを切った同協会の内容や取り組みを紹介。「不適切な買い手」問題などへの対応についても説明し、メディア関係者と意見交換した。
ラーメン業界でM&Aの機運が高まってきた。コロナ禍後の来店客数の増加に伴って業績が好転しており、今後の成長戦略の一つとして、出店の加速や、新業態の開拓、海外展開などを実現する手段として、M&Aに関心が集まっているのだ。
2022年1月にイオン傘下に入った100円ショップのキャンドゥが、4期ぶりに営業利益が増加に転じることになった。イオン傘下で販路の拡大や、商品・ブランドの差別化などに取り組んできた成果が、ようやく表れた格好だ。
過去最大の株価下落で証券市場に激震が走った。しかし、株安は「買い」の好機でもある。その最たる例がTOBだろう。株安になれば買付価格を低く抑えられそうだが、果して株価の下降局面ではTOBは増えるのか?過去10年のデータから探ってみた。