【日本M&A史】「三大メガバンク」の成立 金融危機の発生と長期化(11)

※この記事は公開から1年以上経っています。
alt

日本の近代化、工業化、経済発展の歴史は、M&Aの歴史でもあった。このコーナーでは、日本経営史全体に大きなインパクトを与えた企業合併や企業買収を全12回にわたり振り返ってゆく。第11回で取り上げるのは、「三大メガバンクの成立―金融危機の発生と長期化」である。

「失われた十年」の直接的な要因とは

「失われた十年」と呼ばれた1990年代における日本の経済危機の直接的な要因が、事業会社の側からみれば債務の累積、銀行の側からみれば不良債権の累積にあったことは、よく知られている...

この記事は会員専用です。
無料会員に登録して、今すぐ続きをチェックしよう!
会員登録をする(無料)

NEXT STORY

アクセスランキング

【総合】よく読まれている記事ベスト5