行動制限緩和に向けた動きは?家族旅行の後押しプランや感染防止タクシーなどが登場

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写真はイメージです

新型コロナワクチンの接種が広がる中、行動制限緩和に向けた動きが現れてきた。ホテル事業をはじめレストラン事業や不動産事業などを手がけるアベストコーポレーション(神戸市)は2021年9月から、全国のホテルアベストグループチェーン店舗で、小学生以下の子どもの添い寝無料サービスを始めた。

親子が同じベッドを使用する場合、子どもの宿泊料を無料にすることで、コロナ禍で難しかった家族旅行を後押しし、親子の楽しい思い出作りを応援するのが狙いという。

日本交通グループ 関西(大阪市)は、ウイズコロナを見据え空気清浄機や空気清浄度モニター、飛沫防止のシールドなどを装備したタクシー車両の運行を始めた。安心で安全なタクシー乗車を実現することで、自由な移動に役立てるのが狙いだ。

政府は、希望する国民が2回接種を終える11月ごろをめどに、感染防止策を講じた飲食店での酒類提供や、県境を越えた移動の自粛の撤廃を認める方針で、今後、行動の制限緩和を踏まえた、さまざまな動きが活発化しそうだ。

子どもの宿泊費を無料に

親子旅行のイメージ(同社ニュースリリースより)

アベストコーポレーションは休館中のホテルなどを除く、東京や大阪、北海道、沖縄など全国12カ所で、子どもの添い寝無料サービスを実施。大人一人につき、小学生以下の子ども一人分の宿泊料を無料にする。

家族旅行での大切な思い出作りの手伝いをするほか、ワクチン接種率の増加にも貢献できると判断した。同社では「今回の企画が少しでもこの社会の一助となる事を願っている」としている。

関西で112台を導入

空気清浄度モニター(同社ニュースリリースより)

日本交通グループ 関西は関西地区に、高効率空気清浄機、空気清浄度モニター、遮蔽シールドを取り付けたタクシー112台を導入する。

タクシー車両は走行中に窓を開閉でき換気性は高いが、これら機器を装備することで、窓の開閉なしに空気を清浄な状態に保てるため、常に安心、安全な乗車が可能になるとしている。

9月6日から機器の取り付けを始めており、9月14日に出発式を行う。関連会社の日本交通(東京都千代田区)は2021年2月から関東で、新型コロナウイルス感染防止機器を備えたタクシーの導入を進めている。

文:M&A Online編集部

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