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2017-06-28
富士テクニカは17日、自動車車体プレス金型業の宮津製作所(群馬県大泉町)から金型関連事業を取得することを決議した。
新興国の経済成長を背景に、金型業界は中国企業との競争が激しくなっている。事業統合により日本の金型技術の優位性を生かした事業モデルを策定し、新興国金型メーカーとの差別化と国内企業間の過当競争の解消を図る。
富士テクニカはあわせて企業再生支援機構に優先株を発行し、約53億円の支援を受ける。事業取得の資金や国内外での設備投資、リストラ費用などに活用する。また主要取引銀行に対し約31億3000万円の債務の株式化(DES)を実施する。発行した優先株をすべて普通株に転換した場合、企業再生支援機構は議決権ベースで81%を保有することになる。
金型関連事業の対価及び事業譲受後の運転資金として約30億円。取得予定は2010年12月下旬。
No. | 開示日 | 買い手 | 対象企業・事業 | 売り手 | 業種 ▽ | スキーム ▽ | 取引総額(百万円) ▽ | タイトル |
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1 |
2013年3月15日 |
フェニックス・キャピタル・パートナーズ・ナイン投資事業有限責任組合、フェニックス・キャピタル・パートナーズ・イレブン(株)
|
(株)企業再生支援機構
|
5,302
|
||||
2 |
2012年7月31日 |
(株)富士アセンブリシステム
|
(株)富士アセンブリシステム
|
[ 0円 ]
|
||||
3 |
2010年9月17日 |
金型関連事業
|
(株)宮津製作所
|
3,000
|