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「串カツ」「焼鳥」「ウナギ」「ラーメン」コラボで巻き返しなるか
コロナ禍で厳しい状況の続く飲食店で、コラボが相次いでいる。異色のコラボは話題性が高いだけに、コロナ禍を跳ね返し、どこまで売り上げを伸ばすことができるだろうか。
女性向けのゴルフ商品の開発が相次いでいる。米国の着せ替え人形「バービー」とのコラボ商品や、自分に自信が持てるウエアのほか、女性の小さい手にもピッタリの距離計など多様だ。
コロナ禍の中、感染リスクの低いスポーツとしてゴルフへの関心が高まっており、若いゴルファーや、女性ゴルファーが増加傾向にあるという。コロナ禍から脱しきれない現状を見ると、初心者向け商品と並んで女性向け商品は、開発の一つのトレンドと言えそうだ。
デサント<8114>は2022年秋に、子会社を通じてバービーと、デサントが展開するフランスのスポーツブランドle coq sportif(ルコックスポルティフ)がコラボしたゴルフ商品を投入する。
ルコックスポルティフの機能素材などの特徴にバービーのロゴや、ブラック、ピンクを中心としたカラーリングなどを生かした商品になる見込み。
バービーが伝える何にだってなれるというメッセージと、ルコックスポルティフが掲げる自分らしく遊び心のある生き方をサポートするという理念を踏まえ、自分らしく自信をもってプレーしてほしいという願いが込もった商品になりそうだ。
今回のゴルフ商品は、7月20日にコラボの第一弾として発売するテニス商品に次ぐ取り組みで、テニスではウエアやバックなど8品を販売する。
TRENTATRE(愛知県大府市)は、新ゴルフウエアブランド「TRENTATRE(トレンタトレ)」を立ち上げ、7品を発売した。
従来のポロシャツにスカートというスタンダードから脱却した自分らしいおしゃれの形を楽しめる商品の開発を進め、ミニサロペットなどゴルフ以外のシーンでも着用できる商品にした。
「自ら存在価値を高め、ワンランク上の自分に出会える」が開発テーマで、自分に自信が持てるようなウエアに仕上げたという。
ウエア以外の機器でも女性向きの商品がある。カーナビやドライブレコーダーなどを手がける韓国のファインデジタルは、2022年7月4日に、ゴルフレーザー距離計「ファインキャディ J3 ミニ」を発売する。
従来の同社製品に比べて13%軽い、140グラムの重さに改良したほか、女性の小さな手でも握りやすいように下段に滑らかな曲線を描くデザインを採用した。
3メートルから800メートルまでの距離測定が可能で、短距離だけでなくロングホールでの長距離測定も誤差なく正確に行えるという。
全国で169のゴルフ場を運営するアコーディア・ゴルフ(東京都品川区)が、2022年4月から全国展開を始めた女性ゴルファー応援サービス「Friends(フレンズ)」の登録者数が、6月22日時点で1万1351人に達した。
同サービスは女性ゴルファーが来場時にペットボトルを1本無料で入手できるほか、商品の10%割引などの特典が得らえるもので、2カほどで登録が1万人を越えたことで、関心の高さがうかがわれる。
今後も女性をターゲットにした商品開発は衰えを見せそうにはなさそうだ。
文:M&A Online編集部
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