ー新著「実務分析 M&A判例ハンドブック」では数多くのM&A裁判例が紹介されていますが、ご自身、注目すべき事件があれば、教えてください。
後藤 スクイーズアウトの案件に多く携わってきたこともあり、ジュピターテレコム事件はいい意味で衝撃的だった。この事件では公開買い付け後に行わる全部取得条項付種類株式によるスクイーズアウト取引について、株式の取得価格が争われた...
米国の大手投資銀行ゴールドマン・サックスでM&Aアドバイザリー業務を担当し、日本企業が関係する大型案件を数多く手がけた服部暢達氏に、M&A市場の現状や2021年の見通しなどについてうかがった。