ーそのようなM&Aを実現していくためには、どんな資質が求められますか。
資質としては二つあり、まず税理士・会計事務所として「数字や金額の価値」をクールに見て判断する資質です。たとえば、M&Aにかかる金額がそれにふさわしい価値があるかどうか、どうやったらその価値を高められるか、などです。それらを数字・金額としてクールに判断できることが大切ですね...
東芝が原子力発電事業から事実上撤退し、日本政府が地球温暖化対策の要として展開してきた原発輸出にもブレーキがかかった。国内原発の多くは再稼働しておらず、逆風は相変わらずだ。そこで橘川武郎東京理科大大学院教授に今後の原発ビジネスについて聞いた。
『失敗の法則 日本人はなぜ同じ間違いを繰り返すのか』(KADOKAWA)を上梓したアゴラ研究所所長の池田信夫氏にインタビュー。日本人が陥りやすい失敗パターンの共通点、それを生み出した歴史的背景を紐解きつつ、これからの日本企業や日本経済に必要とされることとは何かを語ってもらった。
M&Aにおける年金問題に詳しいマーシュアンドマクレナンカンパーニーズの関根賢二氏のインタビューの第2回。関根氏はM&Aの前後で年金制度を円滑に引き継げるかどうかが「買収後の企業価値を左右する」と説く。