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M&A法制を考える 買収防衛策の適法性を巡る議論(中)

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写真はイメージです

「実質的強圧性」に関する裁判所の判断

この「実質的強圧性」は、裁判ではどのように判断されてきたか。

米国では、1970年代から1980年代にかけて、敵対的買収の嵐が吹き荒れていたため、弁護団は「ポイズン・ピル(Poison Pill)」を開発し、考案者であるMartin J. Lipton弁護士は当時、「取締役は、市場より割高だからといって買収提案に応じる必要はない」と主張していたが、アカデミックの世界では、市場価格(market price)を上回る買収提案があれば、それ自体が望ましいことであり、買収を阻止するための取締役会の行動は、最も厳格な司法審査を受けるべきであるとされていた...

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