自動車保険の不正請求問題など一連の不祥事に揺れている中古車販売大手のビッグモーターが、オリックスに経営支援を打診していると報道された。経営支援の内容は不明だが、カーリースやレンタカー、カーシェアリングなどの自動車関連事業を手がけるオリックス<8591>にとっては、ビッグモーターが全国に展開する整備工場併設の店舗網を入手できる事業譲渡は魅力だ。経営危機に陥ったビッグモーターを救う「一手」となるオリックスによる経営支援だが、実現のカギは何か?
実現のカギは「株式の行方」と「買収額」だ...
ジャニーズ事務所が公表した「外部専門家による再犯防止特別チーム」の調査報告書は、社会に大きな衝撃を与えた。わが国企業の9割を超えると言われている同族企業が陥りやすい問題点を浮き彫りにし、それらを回避するための「指南書」でもある。その内容は?
2022年に上場企業とその子会社で、個人情報の漏えい・紛失事故を公表したのは150社、事故件数は165件、漏えいした個人情報は592万7057人分だった。調査を開始した2012年以降の11年間で、社数と事故件数は2年連続最多を更新した。
2022年8月25日に経営陣が刷新したオウケイウェイヴで前代未聞の出来事が起こっています。コーポレートベンチャーキャピタルを通して買収したアップライツの株式を、臨時株主総会の合間を縫って売却していたというのです。新体制のオウケイウェイヴは無効であると抗議しています。
日本製鉄が知的財産訴訟の「戦線」を拡大して1カ月が過ぎた。EVなどのモーターに使われる電磁鋼板の特許を侵害されたとして、中国の宝山鋼鉄とトヨタ自動車に続き三井物産を訴えた。なぜ訴えたのか?背景には三井物産とトヨタとの「深いつなかり」がある。