自動車保険の不正請求問題など一連の不祥事に揺れている中古車販売大手のビッグモーターが、オリックスに経営支援を打診していると報道された。経営支援の内容は不明だが、カーリースやレンタカー、カーシェアリングなどの自動車関連事業を手がけるオリックス<8591>にとっては、ビッグモーターが全国に展開する整備工場併設の店舗網を入手できる事業譲渡は魅力だ。経営危機に陥ったビッグモーターを救う「一手」となるオリックスによる経営支援だが、実現のカギは何か?
実現のカギは「株式の行方」と「買収額」だ...
金融庁が2022年度に納付命令を発出した課徴金額が、過去5年で最多の33億4053万円に達した。前年度(6億3148万円)の5倍を超えている。また今年度の累計件数は、前年度比7件増の26件となった。