1958(昭和33)年創業の一畑百貨店(松江市)が、2024年1月14日に閉店する。同百貨店は一畑電気鉄道(同)の100%子会社で、日本百貨店協会に加盟する島根県内の唯一の百貨店だ。同百貨店の閉店で、同県から百貨店は姿を消す。島根県は全国で3番目の「百貨店空白県」となる。なぜ、こうも地方百貨店は「打たれ弱い」のか?
郊外型の大型ショッピングモールの出店やネット通販市場の拡大による百貨店離れで一畑百貨店も苦戦が続いていたが、決して手をこまねいていたわけではない...
京セラとバルミューダが、採算の悪化や原材料価格の高騰などを理由にスマートフォン事業から相次いで撤退する。原材料価格の高騰が続き事業環境が一段と悪化すれば、さらなる撤退もありそうだ。