東京・銀座にある銀座和光本館。銀座のランドマークとして長く親しまれたビルだが、服部時計店のビルという人もいる。確かに、ビルの中央には大きな時計塔があり、「SEIKO」の文字が。。。和光、服部時計店、セイコー、エプソンを整理してみよう。
『黒部の太陽(1968年)』は、今観ても色あせない名作。2013年にブルーレイ・DVDが解禁されたが、これには大人の事情がある。業界タブーに立ち向かった石原と三船の熱き想いと、困難にめげず難航工事に立ち向かう人々の戦いが作中で交差する。
首都圏を走りながら、鉄道の総距離はわずかに9.7㎞。13駅で結ばれているが、うち3つの駅名に、明治ニッポンの近代化を担った実業者の名前が残っている。そんな驚きの歴史を持つ路線とは?
1923年9月、日本を関東大震災が襲った。横浜はその震源地だった。震災から約4年後の1927年に誕生したホテルニューグランドは横浜復興のシンボルであり、その佇まいは明治期のグランドホテルそのもの。横浜市民は復興の希望をそのホテルに託した。
事業承継には慎重な取り組みが求められます。事業承継の失敗は会社の存続問題につながります。技術論としての事業承継とは「お金」の話しが中心となります。大多数が最初にして最後の事業承継。経験上、数多く寄せられる質問にQ&A方式で答えてみます。
老舗旅館を営む母子と、買収した旅館の再建を任された台湾実業家との交流を描く『おもてなし』。琵琶湖畔の風景や京都の美しい町並みを背景に、立場や習慣を違える人々が“おもてなし”の答えを模索する。
新型コロナウイルスの感染拡大防止を目的とした移動自粛要請が2020年6月19日に全面解除されたのを受け、旅行関連企業の動きが慌ただしくなってきた。今後工夫を凝らした旅行商品が次々と生まれそうだ。
広島県には2つの国立銀行があった。尾道市に創立した第六十六国立銀行と広島市に創立した第百四十六国立銀行。両行は1920年に統合し、芸備銀行となった。芸備銀行は1945年5月、周辺他行と大合同を果たす。その3か月後、広島に原爆が投下された。
東京大学は日本国内に7つの地方演習林を所有している。最も古くに開設され、総面積5812ヘクタールを擁するのが秩父演習林である。演習林内にはいくつかの森林軌道が敷かれ、往時には大活躍していた。今回はその森林軌道をめぐるM&Aを見ていく。
保釈中だった前日産自動車会長のカルロス・ゴーン被告が逃亡先に選んだのがレバノン。世界的な注目を集めた8日の記者会見では手ぶり身振りのゴーン節でまくし立てた。ゴーン被告が“自由”の身を求めたレバノンとは、どんな国なのだろうか。
2019年3月、JR「錦糸町」駅前に、J.フロント リテイリング系の「錦糸町PARCO」がオープンした。その入居ビル名が「楽天地ビル」。その楽天地ビルの賃貸事業を行っているのは株式会社東京楽天地。果たして、どのような親子関係にあるのか。
ふるさとでお正月を迎えている人も多いだろう。折しも1月は暦年が基準となる「課税の節目」でもある。そこで「お得な税制優遇策」として定着した「ふるさと納税」の新しいトレンドを紹介しよう。地元に何らかの貢献をしたい人は、ぜひチャレンジしてほしい。
ガス検知器メーカーの理研計器は旧「理研コンツェルン」の1社として知られる。日本を代表する実業家の渋沢栄一氏が設立した理化学研究所からスピンオフした、いわば「研究所発ベンチャー」だ。同社は縮小する一方の日本市場からM&Aで海外へ飛躍を目指す。
震災からの完全復旧と収益拡大を企図し、仙台国際空港が民営化されたのは2016年7月のこと。国際空港の民営化は日本で初めての試みだった。いくつかの大手企業が名乗りを上げたが、託されたのは東急グループ、前田建設、豊田通商の企業連合だった。
自己資本比率は16%を超え、銀行ランキング調査でも健全性の高さが際立つ山口銀行。その源流は1878年に創立した第百十国立銀行である。創立当初の本店所在地は山口市。だが、2年後には下関に本拠を移し、百十銀行、山口銀行として成長していく。
フォックスコンの創業者、郭台銘(テリー・ゴウ)を紹介する。電子機器の受注生産(EMS)で世界最大手で、台湾に本社を構え、工場は主に中国にある。その中核企業の鴻海(ホンハイ)精密工業は2016年、日本の大手家電、シャープを買収した。
新日鉄住金が2019年4月に「日本製鉄」に社名変更して半年が過ぎた。実は「日本製鉄」の社名が復活するのは69年ぶり。同社のルーツは官営八幡製鉄所。「鉄は国家なり」を体現してきた日本有数の名門企業だが、占星術でみた新生・日本製鉄の行方は?
伝説のラガーマンといえば、数々の偉業を成し遂げたことで知られる松尾雄治さんだろう。新日本製鐵釜石に入社し、ラグビー部(現・釜石シーウエイブス)で活躍。日本選手権7連覇という不滅の記録達成後の1985年、選手生活にピリオドを打った。引退後は・
9月の台風15号は千葉県に大きな爪痕を残した。先の台風19号は関東のみならず、東北地域に甚大な水害をもたらせ、今なお緊張状況が続いている。被災した事業者が、いかにして事業再生を実現したかを東日本大震災の事例をもとに考えてみたい。
建設業界では、入札できる営業エリアが限られているため、同一地域や隣接地域のM&Aが多い。その中でも目立つのは、等級の高い現場監督や500万円以上の工事を受注する際に必須となる建設業免許の獲得を目的に中小企業を子会社化する案件だ。
長編エンターテインメント小説に贈られる今年の第26回松本清張賞に、坂上泉さん(29)の『へぼ侍』が輝いた。明治10年、17歳の錬一郎は武功を立てるべく、「壮兵」として西南戦争に加わる。かの「西郷」と戦地で運命的に対面する。
2019年4月2日、岩手県を地盤とする岩手銀行が2022年度末までの4年間で2400社のM&Aや事業承継支援に乗り出す中期経営計画を発表した。年間600社、月間50社という超ハイペースなM&Aプランを打ち出した岩手銀行とはどんな銀行なのか?
現金などを対価として株式を取得する株式譲渡はM&Aにおける最も典型的な方法の一つといえます。このような株式譲渡が行われた場合、売主側ではどのような課税が生じるのかを把握しておくことはM&Aの交渉を進めるうえでも有効といえるでしょう。
2019年3月18日、シュレッダー国内最大手の明光商会が4月26日付で買収されることが明らかになった。買収した企業は三井松島ホールディングス。意外と知られていないが、2010年代はユニークなM&Aで成長を続けている企業だ。どんな会社なのか?
中堅ゼネコンの日本国土開発が3月5日、20年ぶりに東証1部に上場復帰する。バブル崩壊で1990年代、建設業界は受難を迎えた。同じころに佐藤工業、日産建設(いずれも東証1部)が経営破綻したが、再上場を果たしたのは日本国土開発が初めてとなる。