福岡のゴルフ場「ザ・クイーンズヒルゴルフクラブ」が民事再生

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※画像はイメージです

~「ザ・クイーンズヒルゴルフクラブ」の運営会社~

 (株)ザ・クイーンズヒルゴルフ場(TSR企業コード:870370421、法人番号:5290001033263、糸島市富838、設立1990(平成2)年12月、資本金2000万円、田原司社長)は12月7日、福岡地裁より民事再生開始決定を受けた。管財人には高松康祐弁護士(弁護士法人みらい法律事務所、福岡市中央区警固1-12-11、電話092-781-4148)が選任された。
 負債総額は約150億円。

 総合不動産・マンション分譲などを手掛けていた田原學前社長がゴルフ場建設を目的に設立。ゴルフ場設計では著名な服部彰氏がコース設計を手掛け、女子プロゴルファー岡本綾子氏の監修のもと1992年11月に「ザ・クイーンズヒルゴルフクラブ(18ホール、パー72、7054ヤード)」をオープンした。
 福岡市内や福岡空港、JR博多駅からアクセスしやすい好立地を背景に相応の利用者を抱えていたほか、国内メジャー大会の1つである「日本プロゴルフ選手権大会」などの開催実績もあり、県内ではハイクラスのゴルフ場として優良顧客を抱え、2000年7月期は売上高9億3569万円をあげていた。
 しかし、ゴルフ人口の減少や同業他社との競合による低価格化などから、売上が減少し採算性も低調に推移。2002年11月には預託金約90億円を3分割して償還期間を10年に延長したほか、金融債務がサービサーに譲渡され、資金繰り悪化が露呈していた。
 2012年11月には延長されていた預託金約118億円が償還期限を迎えたものの、資金不足を理由に会員に対し、事前に「永久債」への転換を要請。その後も業績は低迷して債務超過から抜け出せずにいた。
 2017年3月には田原學前社長が逝去し、2019年12月に現社長が就任。しかし、新社長と旧経営陣の間で対立が生じ、新社長による経営再建は困難として2020年10月8日、債権者より福岡地裁へ民事再生を申し立てられていた。

東京商工リサーチ「TSR速報」より

東京商工リサーチ

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