~首都圏を中心にパニーニ店を展開していた~
(株)Panino Giusto Japan(TSR企業コード:016719824、法人番号:7011001108527、千代田区麹町3-5-2、設立2015(平成27)年12月2日)は11月11日、東京地裁から破産開始決定を受けた。破産管財人には渡部香菜子弁護士(アンダーソン・毛利・友常法律事務所、千代田区大手町1-1-1、電話03-6775-1196)が選任された。
負債は現在調査中。
ミラノに拠点を置くパニーニ(イタリア発祥のサンドウィッチ)専門店「Panino Giusto(パニーノ・ジュスト)」の日本法人として、日本国内でイタリアンレストランを運営していた。これまで1号店の西武池袋店を皮切りに、横浜そごう、丸の内オアゾなどの商業施設に次々に出店。女性や若年層を中心に支持を伸ばし2018年12月期には売上高約1億8000万円をあげていた。
近年はケータリングやデリバリーサービスなどの新規事業を立ち上げたが、2020年に入り、新型コロナウイルスの影響による外出自粛要請で春以降、一部店舗を休業するなど経営が悪化していた。
ジャスダック上場のNutsは9月16日、東京地裁から破産開始決定を受けた。負債総額は約5億1000万円。上場企業の倒産は、レナウン以来、今年2社目となった。
ほの国百貨店は6月1日、名古屋地裁豊橋支部へ特別清算を申請した。負債総額は19億3771万円(2020年2月期決算時点)。東三河地区唯一の百貨店だったが、2020年3月15日に閉店した。
正保年間(江戸前期)創業の老舗酒造・竹浪酒造店(青森県北津軽郡)は3月16日、青森地裁五所川原支部より破産開始決定を受けた。「岩木正宗」や「七郎兵衛」など純米酒の製造を主体としていた。