2016年1-8月「老人福祉・介護事業」の倒産状況

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デイサービスを含む「通所・短期入所介護事業」の倒産が2割増

 2016年1-8月の老人福祉・介護事業倒産の内訳では、施設系のデイサービスセンターを含む「通所・短期入所介護事業」が最多の28件(前年同期比21.7%増、前年同期23件)発生した。

 また、「訪問介護事業」も25件(同19.0%増、同21件)と前年同期を上回り、有料老人ホームは4件(前年同期2件)発生した。

設立5年以内の倒産が約半数

 2011年以降に設立された事業者の倒産が29件(構成比46.7%)と半数近くを占め、設立から5年以内の新規事業者が目立つ。従業員数別でも、5人未満が42件(前年同期比13.5%増、前年同期37件)と増加し、小規模事業者の倒産が全体の約7割(構成比67.7%)を占めた。このように、小規模かつ新規事業者が倒産を押し上げている構図が浮かび上がっている。

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