白物家電関連メーカー39社の2014年度(2014年4月期-2015年3月期)の売上高合計は3,984億1,300万円(前年比5.5%増)、税引き後当期利益合計は151億7,000万円(同19.1%増)と増収増益だった。
2014年度は円安で資材高騰の影響が懸念されたが、増収でコスト上昇をカバーした格好となった。
白物家電メーカー39社の売上高は、1億円以上5億円未満が13社(構成比33.3%)で最多だった。次 いで、1億円未満12社(同30.7%)、100億円以上8社(同20.5%)の順。5億円未満の構成比が64.1%を占め、二極化が鮮明になっているが、小・零細規模メーカーの商品開発力が支えている側面が窺える。
モノづくり大国日本の象徴・電機業界の変化が激しい。日立、三菱電機は好調、パナソニック、ソニーは復調、シャープ、東芝は改革中……。最近のニュースや記事から他業界も含め動向をまとめた。
2015年はフランスを視察、在宅医療の関係者にヒアリングし、現場にも足を運びフランスも日本と似たような問題を抱えていることに気付かされたという、高齢者住宅新聞社の網谷敏数社長に伺う、最終回。