M&Aを進めるにあたり、今いかに友好的な関係にあったとしても、将来その関係がどのようになるかは分かりません。ましてや、全ての株主(法人株主の場合、その法人の社長)が代替わりしてしまった時にどのような関係になるのか分かりません。
株式は相続財産です。もしも会社の経営から縁遠い個人株主が代替わりしてしまうような時、市場で流通していない非上場株式は、相続人にとっては配当を受取る以外は価値がないうえに、相続税が課される財産となってしまいます...
会社の一部だけを売りたい場合はどうしたらよいでしょう。第三者へ譲渡する場合は、事業譲渡や会社分割といった手法で行うことが出来ます。
今回は、広義のM&Aに含まれる「資本・業務提携」についてみていきたいと思います。どの程度の出資比率でどんな影響があるのでしょうか。
グッドイヤー・タイヤの事例(1986年)を前回ご紹介した。今回は似ている案件のライブドア/ニッポン放送(2005年)の騒動をご紹介する。