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【現場の声】ベンチャーとIPO、そしてバイアウトによるイグジット その3

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 買い手は大手IT企業が最右翼です。IT企業は少人数で大きな売り上げをつくれる可能性があるので、市場の期待も非常に大きなものになります。たとえば通常の不動産会社はPER(株価収益率)が10倍程度なのに対して、IT企業なら50倍ということもあり得ます。仮に1億円の最終利益が出れば不動産会社の時価総額は10億円、IT企業なら50億円。そのくらい化け方が違うので、IT会社はけた違いに資金力があります。そのために不動産×ITみたいな会社も出てくるわけですし、大手IT企業が、IPOを目指すような新しいビジネスを手掛けている会社を見つけると、「うちのグループに入って新規事業としてやりませんか?」といった具合に声を掛けるわけです。

 懸念材料は、ここ数年一種のIPOバブルが続き、バリュエーション(企業価値評価)が膨らんでいることです。その結果、売り上げがほとんど上げらておらず、利益も出ていないのに100億円のバリュエーション(企業価値評価)が付くような企業が出てきてしまうわけです。すると大量の資金を投資した株主たちは、100億円以上でなければ売らないということになりますが、高すぎれば売れません。現在、この問題がバイアウトを妨げています。

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