大阪府北部、阪急箕面線のターミナル箕面駅に降り立つと、北の箕面連山を圧するように巨大ホテル・温泉施設が建つ。箕面温泉スパーガーデン・箕面観光ホテル。施設に向かう人の多くは、箕面駅から紅葉の名所箕面滝へ、名産品『もみじの天ぷら』の販売店の軒先を抜け、箕面温泉展望エレベータ(上写真)に乗る。エレベータ上部からは、大阪平野の眺めがひと際みごとだ。
この箕面温泉スパーガーデン・箕面観光ホテルは2025年3月末から当分の間、施設メンテナンス工事のため休館。その歴史を見ると、阪急創始者小林一三の経営への意気込みと、いくつものM&Aが繰り広げられてきたことがわかる...
日本の養蚕業のメッカ・群馬。今日、富岡製糸場が世界遺産として人気を集める一方で、農民による組合製糸結社・碓氷社があった。その組織形態は農協のルーツともいえるものだった。
清水港湾博物館(フェルケール博物館)の裏手にひっそりと建つ「缶詰記念館」。清水の缶詰産業の源流であるとともに、SSKブランドで知られる清水食品の源流でもある。