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【摂田屋】サフラン酒や銘酒を生み育てた“ニッポンの酒蔵”|産業遺産のM&A

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長岡市「摂田屋」にある機那サフラン酒の醸造元。創業者吉澤家の旧宅でもある

新潟県長岡市に「摂田屋」という土地がある。特定の家・屋号のことではなく、長岡市にある地名だ。

この摂田屋は中山道の高崎宿(群馬県)から寺泊宿(新潟県)を結び上杉謙信の関東遠征の際にも利用された旧三国街道に面し、新潟の中でも古くから酒や味噌、醤油などの醸造が盛んな地域だった。

ちなみに摂田屋の語源は「接待屋」だといわれている。旧三国街道を行き交う人々の休憩所があり、集落で接待したことに由来するようだ...

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