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【尾小屋鉱山】“北陸の銅山王”が生んだ交通網|産業遺産のM&A

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尾小屋鉱山資料館前に展示されている往年の蒸気機関車

石川県小松市の山あいに、廃鉱になって50年以上経つ鉱山がある。尾小屋鉱山。最盛期には日本有数の銅生産量を誇ったとされる北陸を代表する鉱山だった。

現在は県立尾小屋鉱山資料館が置かれ、坑道はマインロードと称して観光整備がされている。観光用のトロッコが運行され、セミナーが開催されるなど各種のイベントを催し、鉱山資料館の前には尾小屋と小松を結んだSLが展示されている。

北陸の銅山王、横山家の活躍

尾小屋鉱山の採掘は江戸時代には始まっていたとされるが、本格的な採掘は明治期に入ってからだ...

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