デューデリジェンスに大きな影響を及ぼす退職金と年金の制度 しっかり学ぶM&A基礎講座(49)

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従業員の退職金には退職給付引当金の計上が必要

従業員に対する退職金なども報酬の後払いと考えられます。役員の場合と異なるのは、職務執行や功労の対価ではなく、雇用契約にもとづく労務の対価であるという点です。ただし勤続年数に応じて発生主義により会計上の費用を計上すべきという点では共通しています。

将来、支給される退職一時金がある場合、その総額のうち決算日までの勤務期間に相当する額を費用計上するとともに、負債としての「退職給付引当金」を計上することになります...

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