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【ストックオプション事例研究】インヴァスト証券新株予約権(有償ストックオプション)の発行

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インヴァスト証券新株予約権(有償ストックオプション)の発行

インヴァスト証券株式会社<8709>は、発行価額1円(前日終値1,150円の0.08%)という、割とアグレッシブなバリュエーションとなりました。これは現状赤字のところ、行使条件を最低でも経常利益12億円という、厳しめの条件設定を行っていることによるものと考えられます。

・業種:ETF・FX・自動売買 
 発行会社Webへのリンク

・10/14 有償ストック・オプション新株予約権)の発行 
 プレスリリースへのリンク

発行日 発行価額 前日終値 行使価額 発行価額/時価
2016/10/14 1円/株 1,150円 1,150円/株 0.087%
新株予約権の数 希薄化効果 株価変動性 配当利回り 無リスク利子率 行使期間
400個
(1個当たり100株)
0.67% 記載なし 記載なし 記載なし 10年
(H29/7/1 ~ H39/6/30)

*希薄化効果 = 増加普通株式数 ÷ 発行済株式総数

ノックアウト条項
(一定の条件を達成しなければ、ストックオプションの行使が出来なくなる条項)

新株予約権者は、平成29年3月期から平成37年3月期の有価証券報告書に記載される連結損益計算書(連結財務諸表を作成していない場合は損益計算書)において、経常利益が次の各号に掲げる条件のいずれかを充たしている場合に、割当てを受けた本新株予約権のうち当該各号に掲げる割合を限度として本新株予約権を行使することができる。

(a)1,200百万円を超過した場合:50%
(b)2,000百万円を超過した場合:80%
(c)3,000百万円を超過した場合:100%

なお、経常利益の判定において、国際財務報告基準の適用等により参照すべき項目の概念に重要な変更があった場合には、別途参照すべき指標を当社取締役会にて定めるものとする。 また、行使可能割合の計算において、各新株予約権者の行使可能な本新株予約権の数に1個未満の端数が生じる場合は、これを切り捨てた数とする。

新株予約権者は、新株予約権の権利行使時においても、当社または当社関係会社の取締役、監査役または従業員であることを要する。ただし、任期満了による退任、定年退職、その他正当な理由があると取締役会が認めた場合は、この限りではない。

新株予約権者の相続人による本新株予約権の行使は認めない。

④本新株予約権の行使によって、当社の発行済株式総数が当該時点における授権株式数を超過することとなるときは、当該本新株予約権の行使を行うことはできない。

⑤各本新株予約権1個未満の行使を行うことはできない。

文:株式会社Stand by Cホームページ 事例研究(2016.11.23)より転載

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