経済界、特に株式投資をやる人には馴染みの深い東京・日本橋兜町。バブル期にはニューヨークと並ぶ世界の金融センターの役割を果たし、東京証券取引所では証券マンが場立ちと称する立会いで売買取引を行い、活気にあふれていた。ところが1999年、株式の売買処理が完全に電算化されると、景気の冷え込みもあり、さすがに往時の活気はなくなっていった。
この東京証券取引所をはじめ、兜町界隈、また、大阪や名古屋など日本の証券取引所のオーナーが平和不動産<8803>だ。一般には「兜町の大家さん」と呼んだほうが、馴染みがあるかもしれない...
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