GoodMorning
寄付型のサービス「GoodMorning」も開始


ベンチャーキャピタルなどからの調達総額は10億円

2011年創業のCAMPFIREはジャフコ<8595>、SBIインベストメントなどから総額10億円の資金調達を行っています。

時期調達額調達先
2011年6月14日 2500万円 クロノスファンド、インスプラウト、松山太河氏、山田進太郎氏、本田謙氏など
2011年6月27日 5000万円 East Ventures、paperboy&co、VOYAGE VENTURES
2017年1月 3億3000万円 GMOインターネット<9449>、SMBCベンチャーキャピタル、East Venturesなど
2017年6月 6億円 ジャフコ、SBIインベストメント

リリースをもとに筆者作成

業績はこのようになっています。

決算純利益
2016年12月期 △1億5000万円
2017年12月期 △5億9200万円
2018年12月期 △6億3400万円

決算公告をもとに筆者作成

赤字幅は拡大しています。同社のビジネスモデルは、出資者募集案件が増えて賛同する出資者が多くなるほど、手数料が稼げるものです。流通額は累計で10億円を突破しました。

CAMPFIRE100億円突破
最速で累計流通額100億円突破

プロジェクト総数は2万件を超えています。中期目標として、2021年に累計流通額1300億円を目指しています。

順風満帆に見えますが、決算にも表れている通り、この中間マージンモデルには決定的な欠点があります。プロジェクトが一過性のもので、ストック型モデルになりにくいところです。

ファイナンス系のスタートアップで、今一番注目されているのは、WealthNaviなどの資産運用ロボです。運用額に応じて定期的に手数料が入る仕組みです。安定的に資金が稼げる上に、金融機関を窓口にしてユーザーを集めているので営業やプロモーションに多額の資金を投じる必要がありません。

CAMPFIREは「B to C」のモデルですので、ユーザーの好みに合わせたUI/UXの構築や、認知を広げるためのプロモーションに資金を投じなければなりません。

同社の手数料は当初20%でした。しかし、より多くのプロジェクトを呼び込むため、2016年3月に5%まで大幅値下げ。その後しばらくして8%に引き上げ、2018年3月からは12%になっています。手数料が揺れに揺れていることからも、プロジェクト立ち上げ件数と収益のバランスを取る難しさを物語っています。