menu
Social media

法律・マネー

【基礎知識】 失敗しない買い方

Cover 8761a87c 2bba 462c 8bf0 8785131c7321

買い手の勘所とは?

M&A成功の秘訣は、売り手も買い手も「決断力」です。M&Aを成功させるための勘所をまとめてみましたのでご参考ください。

1.買い手はここを見よう

・事業シナジーが見込めるか?
・社風や企業文化は合うか?
・自社の身の丈に合っているか?
・相手先の従業員から協力してもらえるか?

M&Aのメリットは「1 + 1」以上の相乗効果をもたらす点にあります。買収後のイメージがまったく描けない場合は、失敗する確立が高いといえるでしょう。
また、売り手企業の従業員の心をつかむことも重要です。「あの人たちとならやっていけそうだ」と思ってもらえるかどうかもポイントとなります。

2.いかに売り手企業を伸ばすか

M&Aの交渉過程において、初期は売り手と買い手の金額に開きがあることがほとんどです。金額をあいまいにしたままお話を進めることもできますが、金額の折り合いがつかず破談となる前に、条件交渉の際にはしっかりと「自社が考える投資判断基準」を伝えることが大切です。

大切なのは「安く買い叩こう」という発想ではなく、「その会社を買収することで、今後事業をどう発展させていくか」、「買収した企業でどう収益を上げていくか」という視点です。買い手企業は通常、決算書の数字を見て、買収の価値があるかどうか判断しますが、そればかりでは売り手の気持ちがそがれてしまいます。

3.売り手の気持ちを考える

最初は数字を見て、最後は築き上げた会社を手放すオーナーの気持ちを理解することでM&Aがまとまる可能性が高くなります。
「この社長の会社なら引き受けたい」、「この社長に託したい」とお互いの信頼関係が生まれてくると、金額に開きがあった場合や、条件に食い違いがあった場合でも、自然と歩み寄ることができるようになります。

4.買収資金はアフターM&Aも考慮しよう

M&Aを行う際、「買収資金」のほかにも追加投資資金が必要となる可能性もあります。買収後にかかる資金も計算に入れておきましょう。

買収前

・弁護士報酬、買収監査 (デューデリジェンス) 費用
・仲介会社への手数料 (着手金として)

買収時

・買収資金 (決済)
・仲介会社への手数料 (成約報酬として)

買収後

・追加投資資金、運転資金 (税金なども含む)
・借入金 (買収資金) 元利支払い

文:株式会社ストライク まとめ:M&A Online編集部

関連リンク
【M&Aの基礎知識】M&Aに関する課税ルール 組織再編税制とは
【現場の声】事業売却によって譲渡先に成長を託す

M&A Online編集部

M&Aをもっと身近に。

これが、M&A(企業の合併・買収)とM&Aにまつわる身近な情報をM&Aの専門家だけでなく、広く一般の方々にも提供するメディア、M&A Onlineのメッセージです。私たちに大切なことは、M&Aに対する正しい知識と判断基準を持つことだと考えています。M&A Onlineは、広くM&Aの情報を収集・発信しながら、日本の産業がM&Aによって力強さを増していく姿を、読者の皆様と一緒にしっかりと見届けていきたいと考えています。


M&A基礎知識

NEXT STORY

【中小企業のM&A】 買収したその後は?

【中小企業のM&A】 買収したその後は?

中小企業のM&Aにおいても、単に株式を売買して完了、というわけではありません。クロージングや引継ぎにもしっかりと気を配りましょう。


注目の記事

Thumb e1b02e19 e880 4647 9b2e 9735a2922dd8

【リコー】「再成長」へM&A投資 2000億円

リコーが2018~19年度にM&Aに2000億円超を投資する方針を打ち出した。同社にとって大命題は「再成長」の一語に集約される。業績は10年近く一進一退が続き、伸びを欠いたままだ。リコー復権ののろしは上がるのか?

Thumb 5535fbd2 d91a 4fbd a0be 6bc68475be6d
Thumb 88ffbc7d d8c1 4c46 a94a d5f6737c0e91
Thumb 86c7d0cc ec0a 493b bd1c abd4c0f6d333