【セコム】新事業が祖業を逆転のM&A、今後の勝算は?
創業し、現在も同業界の首位の座を守っているセコム。セキュリティーサービス事業の売上高構成比は、現在6割弱にまで減らしている。セコムのM&Aを見つめてみる。
M&A Online
| 2015/10/28
2015.10.28
エア・ウォーターがM&Aで本格参入を果たした事業としては、医療分野のほかに農業・食品関連事業が挙げられる。
食品関連事業でのM&Aの皮切りとなったのは09年の相模ハムの第三者割当増資の引受けである。同社は、その名の通りハムやデリカ事業を手掛けるが、09年のエア・ウォーターによる買収同年に本社工場を閉鎖し、九州を拠点とする子会社も売却するなど、業績は陰りを見せていた...
創業し、現在も同業界の首位の座を守っているセコム。セキュリティーサービス事業の売上高構成比は、現在6割弱にまで減らしている。セコムのM&Aを見つめてみる。