トランプ米政権の関税措置に世界経済が揺さぶられた4月。上旬には日経平均株価が急落し、過去3番目の下げ幅を記録した。中旬以降は関税措置の軌道修正を受け、持ち直し基調となったが、「トランプ関税」への警戒感は高まったままだ。振幅の大きい相場展開の中、アクティビスト(物言う株主)の動向は?
4月を振り返ると、アクティビストによる5%超の新規取得が相次いだ。少なくとも10件を数え、うち4件は旧村上ファンド系の投資会社によるものだった...
7月27日、「物言わぬ株主」と揶揄(やゆ)されてきた日本の大手資産運用会社が、株主総会で投資先企業の取締役選任案に反対する事案が相次いでいる。