【緊急インタビュー予告】激動のエネルギー業界のM&A
2016年4月1日、電力の小売が全面的に自由化された。このイベントをトリガーに、M&Aが進むのでは、と唱えるのはエネルギー産業分野の第一人者、東京理科大学大学院イノベーション研究科教授・橘川武郎氏だ。
M&A Online
| 2016/4/1
2016.04.01
――石油の使い方(ノーブル・ユース)が今回の業界再編にどう影響を及ぼすのでしょうか?
ノーブル・ユースの一番の典型例は化学の原料として使う、つまり石油から石油化学製品をつくるということです。ここからようやく話がつながってくるのですが、石油をつくるリファイナリー(製油所)とエチレンセンター(ナフサ分解工場)などの化学製品をつくるケミカルプラント(化学工場群)が一体運用されているとよいわけです。
実は、JXは今まで日本最大の石油会社でありながら、どのリファイナリーもケミカルプラントとつながっていませんでした...
2016年4月1日、電力の小売が全面的に自由化された。このイベントをトリガーに、M&Aが進むのでは、と唱えるのはエネルギー産業分野の第一人者、東京理科大学大学院イノベーション研究科教授・橘川武郎氏だ。