富士通は過去に海外企業の買収で失敗した苦い経験を持つが、優良子会社のファナック株を売却することによって危機を乗り越えてきた。最近ではニフティの完全子会社化にも踏み切るなどM&Aへの積極姿勢を鮮明にしている。
クラウドソーシングを手がける会社として急成長する中、設立わずか2年で事業を譲渡。的確にビジネスシーズをとらえ、次々と新事業を立ち上げる気鋭の起業家に、その事業観やM&Aについてインタビューを行った。
今回から第二章「それともROEで会社を変えますか?」の連載がスタートします。無借金企業はROE向上のために何をすべきでしょうか
上場直後に社長が辞任したことで話題になったベイカレント・コンサルティング。のれんの減損テストの結果が開示されています。
株主優待を新設・拡充する企業が相次いでいる。M&A巧者で知られる日本電産は初めて株主優待を設けたほか、すかいらーくは株主優待の食事券の金額を3倍に引き上げた。M&A Online編集部が最近制度を変更した優待銘柄を紹介する。
税務署は脱税や不正会計をどのように嗅ぎつけているのでしょう。実際にタレこみから調査にいたる案件は10件に1件程度だそうです。しかし税務署が調査に着手した後は、7割以上の確率で告発されるとのこと。どんな人が情報提供者となりうるのでしょうか。
M&A Online編集部がおすすめの書籍を紹介する「編集部おすすめの1冊」。ランキング編と題して、ビジネス書の月間ランキングを月イチでお届けします。2017年2月のランキングは、野村證券の内情とオリンパス巨額粉飾決算事件の背景を実名で綴った話題の新刊がランクイン!
東証は上場企業に対して2017年3月期末から決算短信の簡素化を認ました。決算短信の自由度の向上について考えてみたいと思います。
プラザクリエイト<7502>と言えば、フォトショップの「パレットプラザ」や「55ステーション」で知られる。しかし近年ではM&Aを活用して携帯電話の販売事業を拡大。写真プリント市場の縮小を乗り越えようとしている。
東京商工リサーチが関西アーバン銀行、みなと銀行、近畿大阪銀行をメインバンクとする企業を調査した。各行の重複先は少ないようだ。
M&A Online編集部で幾度となく取り上げてきた「東芝減損」。今回は会計業務に携わる個人ブロガーさんの記事をご紹介します。
株主の権利には「もうけの一部をもらえる権利」と「経営に口出しできる権利」があります。一方で会社側は出資を募ることでより大きなビジネスをすることができます。
ANAホールディングスがピーチの子会社化を発表した2月24日の記者会見には、ピーチが本社を置く関西国際空港にANA社長が駆け付けた一方、株主である投資家の姿はなかった。親会社との距離感の変化がピーチの将来にどんな影響を及ぼすのか。
前回に続き、スクイーズアウト手続きについて解説します。今回は全部取得条項付き種類株式方式のスケジュールについてみていきましょう。
日立物流が日立製作所の物流子会社というのは過去の話。大手企業の物流子会社を次々と買収するなどM&Aを活用してグローバルな総合物流会社へと進化している。佐川急便との資本業務提携も進め、将来の経営統合も視野に入れる。
平成28年12月19日に最高裁判所にて相続に関する重要な判断がなされました。それは従来の判例を変更し「預貯金も遺産分割の対象となる」としたものです。
「ROEで社長を辞めますか」の連載第9回。中期経営計画の目標はROEだけで十分なのでしょうか。一緒に考えてみたいと思います。
原子力事業の巨額損失に揺れる東芝が半導体部門の分社化に伴い、東芝から半導体事業の受け皿となる会社となる東芝メモリへ移管される関係会社が判明しました。
ピーチ・アビエーションは国内の格安航空会社(LCC)の中で屈指の好業績を収めている。一方、ANAホールディングスは100%出資のLCC子会社のバニラ・エアを抱える。ANAによる子会社化で「兄弟関係」がどう変化するかも焦点だ。
ソフトバンクがARMを買収し話題となった半導体業界の再編。業界首位のインテルはどのような企業を買収しているのか。過去3年間の買収をまとめてみた。
森永乳業と森永製菓が2018年4月をめどに経営統合を検討していることが明らかになった。実現すれば、明治ホールディングスに続く総合菓子・乳業メーカーが誕生する。会社側の発表に先立ち「森永ホールディングス」を統合効果を試算した。
クラフトによるユニリーバへの買収提案は、わずか2日で撤回しました。クラフトは早くも次のターゲットを狙っているようです。
エス・エム・エスは2003年に設立されたヘルスケア関連企業だ。医療、看護、介護分野の情報サイトや人材サービスを展開し、高齢者の増加を追い風に12期連続で増収増益を達成した。さらなる成長に向けて海外M&Aも積極化している。
米シリコンバレーを中心とするベンチャーM&Aの動向を現地在住のコンサルタント坂崎昌平氏がレポートします。フィンテック分野でのM&Aが活発化しそう、と年初に予想しましたが、果たしてどうでしょうか。オンライン決済のペイパルとアントファイナンシャルに動きがあったようです。
アパレル最大手のオンワードホールディングスがオーガニックヘアケア製品で人気の「product」を買収した。新たな活路を見出しオーガニックコスメの分野に進出。しかしオーガニックコスメ市場は既に熾烈な競争が予想される。