焼肉各社がそろって黒字に 「安楽亭」「焼肉屋さかい」は4期ぶり 「焼肉きんぐ」はコロナ前の2倍に拡大
焼肉ビジネスが、ようやく本業で黒字を確保できる状況になってきた。主な上場焼肉チェーンの業績を見てみると、回復過程に差はあるものの各社がそろって黒字化を達成できる見込みとなった。
M&A Online
| 2024/2/20
2024.02.20
「庄や」などを運営する大庄<9979>、「磯丸水産」などを運営するSFPホールディングス<3198>、「はなの舞」などを運営するチムニー<3178>の上場大手居酒屋チェーンがそろって営業黒字を達成する。
大庄は5期ぶり、SFPホールディングスとチムニーは4期ぶりの黒字転換となる。コロナ禍の中、居酒屋は厳しい状況に追い込まれたが、ようやく出口が見え始めたといえそうだ。
ただ、東京商工リサーチによると、2023年の居酒屋の倒産件数は176件で前年度よりも46%ほど増えた...
焼肉ビジネスが、ようやく本業で黒字を確保できる状況になってきた。主な上場焼肉チェーンの業績を見てみると、回復過程に差はあるものの各社がそろって黒字化を達成できる見込みとなった。
年明け後、特別損失の計上により赤字転落や赤字拡大に陥る上場企業が相次いでいる。工場火災、子会社の吸収合併、有価証券の評価損と理由はさまざまだが、業績そのものが悪化している企業もある。