コロナ禍からの回復途上にあった焼肉ビジネスが、ようやく本業で黒字を確保できる状況になってきた。
主な上場焼肉チェーンの業績を見てみると、「安楽亭」を展開する安楽亭<7562>の2024年3月期営業利益は9億1600万円(前年度は1億200万円の赤字)で、2020年3月期以来4期ぶりに営業黒字となる見込み。
「焼肉屋さかい」などを展開する焼肉坂井ホールディングス<2694>も同期の営業利益は1億8100万円(同2億4900万円の赤字)で、黒字化は4期ぶり...
ディスカウントストア「ドン・キホーテ」を展開する業界トップのパン・パシフィック・インターナショナルホールディングスの勢いが止まらない。同社は2024年2月13日に2024年6月期の業績予想を上方修正した。
カー用品販売大手のオートバックスセブンが、2024年4月からの新年度入りとともに攻勢をかける。オートバックス加盟店9店を運営する企業の買収による事業拡大と、100人の人員削減によるコスト削減の両面作戦を展開するのだ。
経営者を志す個人を支援するサーチファンドを活用した事業承継の件数が、2023年に過去最多となった。Growthix Investmentがまとめた「サーチファンド白書2023」によると、2023年は9件となり、これまで最多だった2020年と2022年の5件を上回った。
アマゾンジャパン自社物流網の充実に力を入れている。これまでは国内大手配送業者を利用していたが、運転手不足やドライバーの時間外労働規制といった「物流の2024年問題」に直面。迅速な配達を維持するには、自前で物流網を構築する必要があるからだ。