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皇居前、かつて美観論争を巻き起こした「東京海上日動ビル」見納め間近

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皇居を望む東京海上日動ビル(東京・丸の内)…秋から解体工事が始まる

昭和の名建築がまた一つ姿を消す。日本を代表するオフィス街、東京・丸の内で最初に建てられた超高層ビル「東京海上日動ビル」が建て替えに伴い、10月から解体工事に入る。現ビルは地上25階建て・高さ約100メートル。その昔、「高すぎる」などとして、美観論争を巻き起こしたことがある。

新本店ビル、2028年度完成へ

東京駅から皇居外苑を結ぶ行幸通りを進むと、和田倉門の交差点。東京海上日動ビルはその一角に立つ。レンガ色の格子状の外壁が特徴だ。戦後の日本建築界の巨匠、前川國男(1905~86)が設計を手がけた...

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