SOMPOホールディングスは、子会社で損害保険大手の損保ジャパン日本興亜(東京都新宿区)が所有するスイスの持ち株会社Sompo Canopius AG(チューリッヒ。グロス保険料約1500億円、純資産約896億円)の全株式を譲渡すると発表した。譲渡先は米投資会社のCenterbridge Partners, L.P.(ケイマン諸島)傘下のファンドが出資する持ち株会社Fortuna Holdings Limited(英領ジャージー島)。譲渡価額は約1050億円。

SOMPOグループは2014年に損害保険事業を展開するCanopiusを買収し、欧米事業を拡大してきた。今年3月には欧米を中心とする元受・再保険事業グループのEndurance Specialty Holdings Ltd.(現 Sompo International)を買収。同社と具体的に経営統合を進める過程で、同様にロイズビジネスを展開するSompo Canopius AGを保有することは、グループ全体として戦略の一貫性や効率性、ブランドの統一感を欠くと判断した。譲渡は2018年1月以降となる見通し。