【2022年】年末年始必見!映画10作品をまとめて紹介します

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クリスマス商戦、お正月商戦は映画に限らず、あらゆる業界で稼ぎ時だといえるでしょう。オミクロン株の出現でまだまだ新型コロナウイルスに関しては油断ができない日々が続いておりますが、それでも昨年に比べてだいぶ賑わいを取り戻している感覚があります。

本当に寂しかった2020~2021年・年末年始の映画

2020年→2021年の年末年始の興行収入は、洋画だと『ワンダーウーマン1984』くらい。邦画では『新解釈・三國志』、『約束のネバーランド』あたりが何とか頑張っていました。

さて、今年(2021-22年)はどうでしょうか。延期になっていたハリウッドの大作も順次公開が始まり、映画館のラインナップが賑やかになってきました。

ハリウッドスターの来日キャンペーンはまだ無理がありますが、この年末年始はビッグタイトルが並び、邦画も話題作が並ぶことで、賑やかなクリスマス&お正月映画を楽しめそうです。

そこで今回は、2021年クリスマス&2022年お正月に公開される映画の中からおすすめの10作品を一気にまとめてご紹介します(公開日順)。

必見!年末年始おすすめ10作品

12月17日公開『マトリックス レザレクションズ』

クリスマス商戦の先陣を切るのは約18年ぶりのシリーズ4作目となる『マトリックス レザレクションズ』。

主演は引き続きキアヌ・リーヴス。キャリー=アン・モスも出演します。その一方で、同じキャラクター名でも別の俳優が演じる者もいます。果たして、どのような物語になるのでしょう?

監督はシリーズを通じて担当しているラナ・ウォシャウスキー。妹のリリーが参加していないのが不安材料でもあります。解禁されている予告編から見ると変わらぬSFアクションが堪能できそうです。

©2021 WARNER BROS. ENT. ALL RIGHTS RESERVED.

『マトリックス レザレクションズ』公式サイト (warnerbros.co.jp)

12月24日公開『キングスマン:ファースト・エージェント』

アカデミー賞俳優のコリン・ファース主演で2作品、作られたアメコミ原作のスパイアクション。いわゆる皆さんがイメージするスパイ映画の最大公約数的なオマージュシーンが多く、映画ファン、英国俳優ファンを楽しませてきました。

シリーズ第3弾となる本作は国家から独立したスパイ組織“キングスマン”の誕生を描きます。キャストが一新されてしまうのは寂しいですが、『007』や『ハリー・ポッター』でおなじみの英国人俳優レイフ・ファインズがキングスマンを設立する平和主義の貴族を演じています。

時代設定としては第1次世界大戦勃発の頃で、シリーズの特徴でもある“ちょっと行きすぎた英国紳士ぶり”が巧くハマる時代設定になっています。

©2021 20th Century Studios. All Rights Reserved.

『キングスマン:ファースト・エージェント』 (20thcenturystudios.jp)

12月24日公開『劇場版 呪術廻戦 0』

ポスト『鬼滅の刃』の最有力候補と言われている『呪術廻戦』がついに映画化されました。今年放映されたアニメシリーズの第1シーズンが好評のうちに終わりましたが、待望の劇場版が公開されます。空気感としては興行収入400億円を突破した『劇場版「 鬼滅の刃」 無限列車編』の流れと重なる部分があります。

ただ、今回の映画で描かれるのはアニメシリーズの前日談。アニメシリーズに登場した人気キャラクターの何人かは登場しないというハンデをどのように乗り越えて来るかが楽しみです。興行収入100億円を突破できるのか注目です。

©2021「劇場版 呪術廻戦 0」製作委員会 ©芥見下々/集英社

『劇場版 呪術廻戦 0』公式サイト (jujutsukaisen-movie.jp)

12月30日公開『99.9-刑事専門弁護士-THE MOVIE』

TBSの日曜劇場枠で2シーズンに渡って放映されたヒットドラマの劇場版。松本潤の主演作品でシリーズ化から映画化となったのは『花より男子』以来になります。

新たなヒロイン役に杉咲花が抜擢。映画公開前日の12月29日に放映される完全新作スペシャルドラマともリンクした内容になっていて、こちらも合わせてご覧になると、映画を何倍にも楽しめるのではないかと思います。

過去シリーズに登場したレギュラーメンバーの多くも映画化に合わせて再登場、オールスター映画と言ってもいい豪華な並びとなっています。

©2021『99.9- THE MOVIE』製作委員会

『99.9-刑事専門弁護士-THE MOVIE』公式サイト (shochiku.co.jp)

12月31日公開『明け方の若者たち』

カツセマサヒコのデビュー小説を映画化した若者の恋愛劇。2021年春に大ヒットした『花束みたいな恋をした』にはまった人は必見の、ほろ苦系青春ラブストーリーです。

原作を読んでいる方からすると、主演の北村匠海はまさにはまり役と言ったところです。ヒロインの黒島結菜はこれまでオトナの女性を感じさせるキャラクターを演じてこなかったので、今回の役どころがとても新鮮に映ります。原作小説と合わせて楽しみたい一本です。

©カツセマサヒコ・幻冬舎/「明け方の若者たち」製作委員会

『明け方の若者たち』公式サイト (akegata-movie.com)

1月7日公開『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』

マーベルとの提携企画だった3部作の最終作。様々な世界線を横断するマルチバース方式を採用したこともあって、2000年代のトビー・マグワイヤ版やアンドリュー・ガーフィルド版から、それぞれヴィラン(=敵役)が大挙して登場するというサービス作品。マーベルからはベネディクト・カンバーバッチ演じるドクター・ストレンジがゲスト出演します。

『スパイダーマン』はマーベルとの3部作はこれで終了ですが、新たに主演のトム・ホランドが続投する形で、3部作の構想が発表され『ヴェノム』や『モービウス』と言った作品とのクロスオーバーにも期待が集まっています。

『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』公式サイト (spiderman-movie.jp)

1月7日公開『決戦は日曜日』

宮沢りえ&窪田正孝による政治&選挙コメディ。風刺の効いたちょっとブラックなシナリオと曲者が揃ったキャストに注目です。宮沢りえ、窪田正孝共にコメディが巧いので、安心して見ることができます。

2021年秋には中谷美紀&田中圭主演で『総理の夫』という映画が公開されましたが、最近になってようやく“女性の政治進出”を描く映画がメジャー体制で作られるようになってきました。内容はあくまでもコメディですが、このような点で見るとなかなか感慨深い一本となります。

©2021「決戦は日曜日」製作委員会

『決戦は日曜日』公式サイト (kessen-movie.com)

1月14日公開『コンフィデンスマンJP英雄編』

テレビドラマから始まり、過去2作品も大ヒットした『コンフィデンスマンJP』の映画第3弾。長澤まさみ、小日向文世、東出昌大のメイン3人衆があっと驚く騙し合いを今回も展開します。

コンフィデスマンといえば、昨年急逝した竹内結子と三浦春馬を思い出してしまいますが、二人への愛情たっぷりの描写シーンがあり、少し目頭が熱くなります。

脚本の古沢良太が2023年のNHK大河ドラマ『どうする家康』に取り掛かるので、映画シリーズもいったん小休止かなと思われ、そういった意味でも必見の第3弾です。

©2022「コンフィデンスマンJP」製作委員会

『コンフィデンスマンJP 英雄編』公式サイト (confidenceman-movie.com)

1月14日公開『ハウス・オブ・グッチ』

80歳を超えてなお、ますます旺盛な創作意欲を見せるリドリー・スコット監督の最新作。

前作の『最後の決闘裁判』が公開されたのはつい最近のことですが、早くも新作がやってきました。世界的なファッションブランド「GUCCI(グッチ)」の経営権争いをめぐるドラマを2時間半以上かけて描いています。

主演はレディー・ガガ。アダム・ドライバー、ジャレッド・レト、アル・パチーノといった賞レースの常連が脇を固めます。

先行して公開されたアメリカでは、俳優陣の演技は絶賛。対して脚本は酷評と賛否両論でした。グッチの内紛がどのように描かれているのか、ぜひ劇場で確かめてみましょう。

ⓒ 2021 METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC. ALL RIGHTS RESERVED.

『ハウス・オブ・グッチ』|公式サイト (house-of-gucci.jp)

1月14日公開『クライ・マッチョ』

リドリー・スコットが80歳を超えてなおますます盛んと書きましたが、それを上回る年齢でほぼ毎年新作を発表し続けているのが現在91歳のクリント・イーストウッド。1月14日公開の『クライ・マッチョ』では、監督だけでなく主演もしています。

俳優業引退宣言も過去にはありましたが、“ジャッキー・チェンのアクション卒業宣言”と同じく、何度も撤回されています。

監督デビューを飾ったのが1971年の『恐怖のメロディ』なので、なんと今年で監督生活50周年となります。また、本作が通算40作品目の監督作となります。

イーストウッド自身はまだまだ元気そうなので、次の新作もありそうです。

©2021 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.

『クライ・マッチョ』公式サイト (warnerbros.co.jp)

いかがでしたか。

今回は10作品をあげましたが、ご紹介した10作品以外にも、『ダーク・ウォーターズ巨大企業が恐れた男』や『ただ悪より救いたまえ』、『スティルウォーター』など話題作が年末年始にひしめき合っていて、バラエティに富んだラインナップになっています。

やっと「見たい映画が多くて、迷ってしまう」という現象が映画館に帰ってきました。

それでは皆様、よいお年をお迎えください。

文:村松健太郎(映画文筆家)/編集:M&A Online編集部

村松 健太郎 (むらまつ・けんたろう)

2002年から映画館勤務で業界入り。2016年頃から映画文筆家として活動を開始。脳梗塞を患ったために杖片手に試写室や映画会社を行ったり来たりしています。映画祭の審査員やインディーズ映画の宣伝などもしていますが、興行出身ということもあって、少しでも多くの人の足が劇場に向かってほしいと願う日々です。年間300本の新作とそれ以上の過去関連作を見て回っています。 

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