低価格食品販売を手がける「業務スーパー」と「ラ・ムー」の業績の足取りに差が生じている。
「業務スーパー」を展開する神戸物産<3038>の2023年10月期の営業利益は過去最高を更新する見通しで、「ラ・ムー」などを展開する大黒天物産<2791>の2024年5月期の営業利益は35%を超える大幅な増益となるものの、過去最高を更新した2021年5月期の70%ほどに留まる見込み。
両社はともに独自の商品を展開し特徴ある店作りを行うことで消費者の支持を集め、コロナ禍を乗り越えてきた。業績の足取りの差はどこから生じたのか...